知的財産管理技能検定

知的財産管理技能検定も、現在注目の資格のひとつです。知的財産とは、有形の財産とは異なる無形の財産であり、それを守る権利が知的財産権になります。例えば、特許や商標権、著作権、肖像権なとどいう言葉はよく耳にしますが、これらはすべて知的財産と呼ばれるものです。近年、この知的財産についての扱いが社会でも取り上げられることが多くなっており、企業などではこうした知的財産の扱いについて頭を悩まされることも多くなりました。企業の商業活動にも知的財産の管理は影響を及し、知らなかったばかりに不利益を生じることも考えられるため、専門の知識をもつ人を求める企業も増えてきています。知的財産管理技能検定は、この知的財産 についての知識などを認定する国家資格であり、持っていないと出来ない仕事というのはありませんが、企業によってはたいへん必要とされる資格です。

知的財産管理技能氏は1級から3級に分けられており、3級については受験資格はありませんが、2級は3級に合格しているか2年の実務経験、大学や大学院での関連科目10単位、ビジネス著作権検定所上級合格のいずれかを満たしていなければ受験できません。また、1級については2級合格後1年の実務経験または、3級合格後2年以上の実務経験、もしくは4年以上の実務経験、大学や大学院で関連科目10単位以上取得後実務経験1年以上、などといった受験資格があり、誰でも受けられるというわけではありません。学科試験と実技試験を同時に合格すればもちろん合格ですが、片方だけの合格でも翌々年度までにもう一方を合格すれば合格となります。合格率は等級によってかなり異なり、3級が70%程度、2級が30%程度なのに対して、1級は10%未満。受験資格として実務経験が必要であるにもかかわらず合格率が10%未満というのは、かなりの難関と言えるかもしれません。テキストは書店などにも並んでいますし、通信講座も行われているのでそういったものを利用するか、ビジネススクールなどで集中的に学ぶようにするといいでしょう。