金融窓口サービス技能士

金融窓口サービス技能士とは、厚生労働省が認定する国家資格のひとつで、金融機関における窓口業務などについての知識や技能を判定するものです。いわゆる銀行の窓口などでの業務がそれに当たりますが、預貯金の受付がメインだった以前に比べて、規制緩和が進んだ現在は窓口での投資商品のセールスなどが活発に行われるようになり、窓口で接客を行う担当者の商品知識やセールス能力が求められるようになりました。金融窓口サービス技能士はこうした流れを受けて平成14年から始まった試験制度で、現在では銀行や信用金庫など多くの金融機関で働く人や、金融機関を目指す人が受験しています。金融窓口サービス技能士は、1級から3級に分かれており、未経験でも受験できる3級からステップアップして1級を目指すのが一般的です。2級・1級には、実務経験や3級・2級の合格などの受験資格が設けられているので注意しましょう。試験は学科試験と実技試験が行われ、その中でもテラー業務と金融商品コンサルティング業務に分かれているのでいずれかを選択して回答します。実技試験は、2級までは記述式の問題ですが、1級はロールプレイング形式で行われるので、実際の対応力が求められる難しい試験になります。合格率は、3級が70%前後、2級は30%程度、1級が20%前後になります。金融窓口サービス技能士は、持っていないと窓口業務ができない資格ではありませんが、実際に勤めるようになると取得を進める金融機関も多いので、取っておいて損はないでしょう。特に、金融機関への就職を目指す学生であれば最近は3級を取得している場合も多いので、アピールするためにもぜひ取っておきたい資格です。ちなみに学科試験と実技試験は必ずしも同じ日に受ける必要はなく、片方を受かれば2年間は有効ですのでその間にもう片方に合格すれば資格が取得できます。1級はかなり難易度が高いので、まずは2級までの取得をめざしてみてはいかがでしょうか。