BATIC(国際会計)検定試験

国際会計検定(BATIC)とは、東京商工会議所主催による会計についての検定試験で、すべて英語で出題されることと、会計基準がアメリカや国際財務報告基準によることが特徴です。企業のグローバル化に伴って国際会計の重要度は高まっており、日商簿記2級を取得後にBATICを受ける人も多くなっています。試験の結果は合格・不合格で判定されるのでなく、取得した点数に応じてコントローラーレベル、アカウンティングマネジャーレベル、アカウンタントレベル、ブックキーパーレベルに認定されます。アカウンタントレベルとブックキーパーレベルは一度認定されればずっと資格として有効ですが、難易度のたかいコントローラーレベルとアカウンティングレベルは有効期間が3年間ですので、3年経ったらまた受験しなければ資格として使うことはできません。試験は英文簿記を問われる400点満点のSubject1と、国際会計理論を問われる600点満点のSubject2に分かれており、Subject1が全員必須であるのに対してSubject2は任意になります。また、Subject1で320点以上を取っていなければ、Subject2は受けることができません。そのため、高得点を目指すには、少なくともSubject1をクリアしなければならないのです。BATICは英語での簿記検定になりますので、英語と簿記の両方の知識が必要になります。日本の会計基準とは異なる点もあるのですが、少なくとも日商簿記3級程度の簿記の知識はないと簿記の面で難しいかもしれません。また、英語が得意な場合でも簿記についての専門用語がつかわれているため、油断せずに勉強することが大切です。問題文も英語なので、簿記のスペシャリストであっても英語があまりにもわからないと回答できないということになってしまいます。専用の問題集や過去の問題などを何度も解くことによって英語による設問や回答に慣れておくようにするといいでしょう。実際によほどグローバルな企業で会計業務に携わらない限り、実務面で役立つわけではありませんが、英語と会計の両方をマスターしているという面では十分にアピールすることのできる資格です。