医療事務

医療事務は、主に病院での事務業務を行う人が取得する資格です。一口に医療事務といってもいろいろな種類がありますし、実際のところ資格がないと医療事務の仕事ができないわけではありません。採用さえされれば資格がない未経験者でも医療事務の仕事に就くことは十分に可能ですが、医療事務は人気の職種で応募してもなかなか採用に至らないということが多く、少しでも仕事に就きやすくするために資格取得を目指す人が多いようです。勤務形態や勤務時間の関係で主婦などのパートとしても人気が高く、育児が一段落したところで資格を取得して医療事務の仕事に就く人も少なくありません。

医療事務は国家資格ではなく、いろいろな種類があるのでまずはどの資格を取得するかを決めることが大切です。まず医療事務全般の知識を身に付けたいという場合におすすめなのは、医療事務管理士検定。医療制度や保険請求事務、診療報酬など幅広い知識が必要で、レセプト作成の実技試験があります。通信講座などで勉強でき、基本的には2ヶ月に1回試験が行われているので受験しやすいのもポイントです。年齢などの受験資格などもないので誰でもチャレンジでき、受験する人も多いのですが、合格率はだいたい50%程度だと言われています。医療事務の仕事を目指すのならば、持っておいて損はない資格です。また、医療事務全般の資格としては、メディカルクラークも人気です。これは1級・2級があって、2級であってもある程度の講座を受講しているかや実務経験があるかなどが受験資格となるため、誰でも受けられるというわけではありません。それだけに、持っているとある程度医療事務の即戦力として認められることもあって、取得する人も多いようです。さらに、レセプト業務のスペシャリストを目指すのならば、診療報酬請求事務能力検定という試験があります。これは医療事務の中でも唯一国家認定資格として厚生労働省に認可さているもので、国家資格というわけではありませんが医療事務の中ではかなり信頼の置かれている資格です。それだけに難易度は高く、受験資格はないものの合格率は30%程度。未経験でいきなり取得を目指すよりは、他の取得を取って医療事務の実務経験を積みながらステップアップとして受験する人が多いようです。