歯科衛生士

歯科衛生士とは、歯石を取ったりフッ素を塗ったり歯科医師のサポートをするほか、虫歯予防のための歯の磨き方を指導したりする仕事です。歯科助手と混同されがちですが、資格の面では歯科助手が特に資格が必要ないのに対して、歯科衛生士は国家資格が必要であり、患者の口の中に手を入れて行う行為は歯科助手には認められていません。つまり歯科衛生士の方が歯科助手に比べると専門的な仕事をすることになります。とはいえ、実際の現場ではこうした業務の他に受付や助手的な業務を全般的にこなすことが求められることも多く、歯科医院ではかなり必要とされる存在です。夜勤や残業がない歯科医院が職場となることから、結婚したり子供が生まれてからも働きやすいこともあって女性には特に人気の職種で、資格取得を行うのもほとんどが女性になりますが、男性の歯科助手もいないわけではありません。

歯科衛生士になるためには、専門学校に通って国家試験を受ける必要があります。歯科衛生士の専門学校は、以前は2年制のところが多かったのですが、平成22年度からすべての養成学校が3年制、または4年制となりました。専門学校に通って勉強することもあって国家試験の合格率は高く、きちんと学校に通って勉強していれば合格するのが特別難しい資格ではありません。多くの場合は高校卒業後に専門学校に進学し、卒業と同時に国家試験を受験して資格を取得しますが、年齢制限があるわけではないので一度社会に出てから専門学校に入学して勉強しても資格取得には問題ありません。夜間部のある専門学校もあるので、仕事をしながら専門学校に通って歯科衛生士になることも可能です。別の仕事をしながら専門学校に通う人もいますし、昼間は歯科助手をしながらステップアップとして専門学校に通って歯科衛生士の資格を取る人もいます。3年間は専門学校で学ぶ必要があるのでその点は努力が必要ですが、その時間が確保できれば仕事をしながらでも比較的取得しやすい資格だといえるでしょう。