ケアワーカー

ケアワーカーとは、お年寄りや体に障害を持つ人が生活をするために食事や入浴、排泄などのサポートを行う仕事で、介護福祉士とも呼ばれます。介護福祉士は、社会福祉士及び介護士福祉法に基づいて定められた介護福祉の分野で唯一の国家資格であり、介護のプロフェッショナルとも言うべき資格です。働く場所は、老人福祉施設や身体障害者福祉センター、訪問型の在宅サービスなどさまざまですが、どこで働くにしても細やかな気遣いに加えて体力も必要な仕事です。その反面、人の役に立つことを実感できる仕事でもあるので、日々のやりがいがあるのは間違いありません。

現在は国が認定した養成施設(専門学校・短大・大学)を卒業することで資格を得ることができますが、平成27年からはそれに加えて国家試験に合格することが必要になります。また、福祉を専門とする養成施設を卒業していなくても、老人福祉施設や児童福祉施設などで3年以上介護の実務経験があったり、高等学校の福祉課福祉コースを卒業したりすることによっても国家試験の受験資格を得ることができます。国家試験の合格率は50〜60%程度で、約3/4が女性だといわれます。養成施設では介護などに関する知識を学習することはもちろん、実習も豊富に行われますし、養成学校を出ていない場合でも実務経験が必要要件になりますので、介護福祉士の資格を持っていると介護の仕事では即戦力として採用されやすくなるでしょう。

介護福祉士以外にも、実際にはケアワーカーと呼ばれる職種がいくつかあります。例えば病院では医療の知識を持ちながら介護業務を行う人をケアワーカーと呼びますし、施設によっては介護福祉士の資格を持っていなくても介護の仕事をする人を総称してケアワーカーと呼ぶ場合もあります。国家資格がある人だけを呼ぶ場合にはやはり介護福祉士と言ったほうが正確に伝わるでしょう。いずれにしても、現代は高齢化が進む一方ですから、ケアワーカーのニーズはどんどん高まっています。女性にとっては出産、育児などでしばらく休んでも復帰しやすい仕事でもありますから、一生の仕事としてケアワーカーを目指すというのもいいのではないでしょうか。