行政書士

行政書士とは、官公庁に提出する書類や、権利関係・事実証明に関する書類の作成、提出手続きの代理、作成の相談などを行う仕事であり、行政書士の国家資格が必要になります。簡単に言うと、自分では作成できないような難しい書類を代理で作成する仕事で、飲食店の営業許可や、交通事故の損害賠償請求、会社の設立、遺言、各種契約書などその種類は多岐にわたります。こうした書類は素人にはどのように作ればよいかなかなかわからないのですが、正しく書かなければ受理されないこともあるため、行政書士に依頼して作成してもらうのです。行政書士は資格を取れば自宅で開業も可能で、1件に付き数万円〜数十万円もの報酬を得ることも多いため人気の高い職業ですが、その分資格試験が簡単ではありません。受験資格はありませんが、合格率は例年10%未満ですからかなりの難関です。実際には受かればラッキーくらいの感じで受験している人も少なくありませんから、合格率で難易度をはかることはできませんが、それでも簡単な試験ではありません。もともと法律の知識があるというわけでなければ、本気で勉強しなければ合格はできないので、基本的には専門学校や通信教育などで勉強するほうがいいでしょう。数百時間は必要と言われる行政書士試験の勉強時間を確保し、モチベーションを落とさずに勉強するためにはやはり独学ではかなりの覚悟が必要です。専門学校に通うのはやはり時間もお金もかかるので、コストパフォーマンスと考えると講義のDVDのついた通信教材を使うのがおすすめ。試験は毎年11月に年一回行われており、約3/4が法令科目、残りの1/4が一般知識の出題です。合格後も行政書士としての仕事を得るためには、積極的に人脈を築くなどの営業努力は必要ですし、依頼人や企業との打ち合わせも多くあるのでコミュニケーションを取ることも大切です。独立開業後の集客が心配であれば、とりあえずは行政書士事務所などに勤めるという方法もあります。