旅行業務取扱管理者

旅行業務取扱管理者とは、旅行代理店などで必要とされる資格で、旅行の計画を作成したり、旅行業約款の掲示や備置きを行うほか、契約について説明したり書面を交付したりするなど、旅行業者としての旅行プランの作成から旅行代理店としての運営に関わることまで、幅広く管理や監督を行う必要があります。旅行代理店は営業所ごとに旅行業務取扱主任者を置く必要があるので、業界ではかなり必要とされる資格であり、旅行業界に就職を希望しているのならば取得しておくといいでしょう。知っておくと入社後も役に立つ知識が多いので、業務経験がない場合でも経験者に近い存在として重宝されます。

旅行業務取扱管理者になるためには、国家試験を受ける必要があります。合格率は30〜40%程度とあまり高くはないですが、受験資格などは特にないので誰でもチャレンジしやすい試験で、旅行業界以外の人も多く受験しています。旅行業務取扱管理者には、国内旅行のみを取り扱う国内旅行業務取扱管理者と、国内旅行に加えて海外旅行も扱える総合旅行業務取扱管理者試験があります。もちろん総合旅行業務取扱管理者のほうが幅広く役に立つのは確かです。しかし、当然それだけ試験科目が多くなるのでその点は注意したほうがいいでしょう。先に国内旅行業務取扱管理者を取得しておくと、総合旅行業務取扱管理者の試験が一部免除になるため、順番に受験するという方法もあります。勉強法としては、一般に売られているテキストなどでも十分に勉強は可能ですが、それでは心配というのであれば、通信教育や専門学校を利用するという方法もあります。専門学校などに通うと、試験対策の勉強はもちろん、実際に仕事に就いてからも役立つようなことをいろいろ学ぶことが出来るのがメリットです。約款などは特に暗記することも多いのですが、じっくり取り組めば理解できないような難しい内容ではないので、合格に向けてしっかり勉強するといいでしょう。